初契約までの実務フロー【開業直後の勝ち方⑦】

開業直後の勝ち方

開業して最も不安になる瞬間は、「最初の契約がまだない時期」です。
営業はしている。問い合わせもある。査定もしている。それでも契約に至らない。この状態が続くと、「やり方が間違っているのではないか」と感じる人がほとんどです。
実務の現場でも、「あと一歩で決まりそうなのに決まらない」「なぜ他社に負けたのか分からない」という声は非常に多く聞きます。
この原因は、営業力の問題ではありません。
ほとんどの場合、「流れ」を理解していないことが原因です。
不動産の契約は、偶然決まるものではありません。
・接触
・信頼形成
・提案
・判断

この流れが正しく積み上がった結果として成立します。
つまり、営業とは「うまく話すこと」ではなく、「契約に至るまでの流れを設計すること」です。
初契約を取れるかどうかは、この流れを理解し、再現できるかにかかっています。
ここを理解すると、営業は一気にシンプルになります。

ラボ子

これ、やり方が間違ってるわけじゃないんだよね。
ただ“流れ”がつながってないだけ。
ここを理解すると、一気に契約は見えるようになるよ。


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■ 初契約は「流れを再現できれば必ず取れる」

不動産営業において最も重要な事実があります。
契約はセンスではなく、流れの再現で決まります。
多くの人は、
・話し方がうまい人が取る
・経験がある人が有利
と考えます。
しかし実際は違います。
契約が決まる人は、
・やるべき順番を守っている
・必要な接触回数を確保している
・判断材料を適切に提示している
これを徹底しているだけです。
逆に、契約が決まらない人は、
・いきなりクロージングする
・説明が不足している
・関係構築が弱い
といった「流れの欠落」があります。
顧客は、いきなり決断しません。
・理解する
・納得する
・安心する
この3段階を経て初めて契約に進みます。
このプロセスを飛ばすと、必ず失注します。
つまり、契約を取るためには、
・何を
・どの順番で
・どのタイミングで
行うかを設計する必要があります。
これができれば、初契約は特別なものではなくなります。

ラボ子

契約って“上手さ”じゃなくて“順番”なんだよね。
理解→納得→安心、この流れを外さなければ自然に決まる。
だから大事なのは、話し方より設計だよ。


■ 初月契約0から2ヶ月で初成約に至った営業プロセス

実務でよくあるケースを紹介します。

項目 改善前(NG) 改善後(OK)
状況 問い合わせ8件
査定5件
媒介2件
契約0件
2ヶ月目:契約1件
3ヶ月目:契約2件
接触回数 1〜2回で終了 最低3回接触
(面談→査定→フォロー)
提案内容 簡易的・根拠不足 ・価格の根拠
・販売戦略
・売却スケジュール
フォロー ほぼなし ・3日後連絡
・1週間後連絡
原因 ・接触不足
・提案不足
・フォロー不足
流れを設計して補完
本質 あと一歩で止まる 流れを整えて契約に到達

■ 実務の流れ

ステップ 内容 ポイント
① 初回接触 ・問い合わせ対応
・電話 / メール
スピードが全て
② 面談設定 ・訪問査定
・来店相談
接点を作る
③ ヒアリング ・売却理由
・希望条件
・背景整理
信頼形成の起点
④ 査定作成 ・周辺事例
・価格設定
・根拠整理
納得材料を作る
⑤ 査定提出 ・価格説明
・販売戦略提案
最重要ポイント
⑥ フォロー ・3日後連絡
・状況確認
・不安解消
関係を維持する
⑦ 再面談 ・条件調整
・最終提案
判断を後押し
⑧ 媒介契約 ・契約内容説明
・署名押印
初契約成立
本質 点の営業 流れの設計

■ 実務メモ

・契約は最低3回の接触で決まる
・初回で売ろうとしない
・査定提出が最大の勝負
・フォローのタイミングを決める
・流れを毎回同じにする

ラボ子

契約って、特別なことじゃないんだよね。
決まる流れを、毎回ちゃんとやり切るだけ。
これを崩さなければ、自然と結果はついてくるよ。


■ よくある失敗

最も多いのは、「1回で決めようとすること」です。
初回面談でクロージングをかけると、顧客は警戒します。
次に、「フォローしないこと」です。
査定提出後に連絡しないと、そのまま他社に流れます。
また、「説明不足」も問題です。
価格の根拠が弱いと、信頼されません。
さらに、「ヒアリング不足」も失敗の原因です。
顧客の本音を理解していないと、提案がズレます。
これらを防ぐためには、
・接触回数を増やす
・順番を守る
・提案を具体化する
ことが重要です。


■ まとめ

初契約は、運でもセンスでもありません。
流れを理解し、それを再現できるかどうかで決まります。
営業で重要なのは、
・何を話すかではなく
・どう進めるか
です。
顧客は、理解し、納得し、安心した時に初めて決断します。
そのプロセスを設計し、丁寧に積み上げること。
これができれば、初契約は必ず取れます。
そしてその流れは、そのまま今後の営業の土台になります。

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