最初の1件を最速で作る営業戦略 【開業直後の勝ち方①】

開業直後の勝ち方

開業直後、ほとんどの人が最初にぶつかる壁は「何から営業すればいいのか分からない」という問題です。
・ポータルサイトに掲載するべきか
・チラシを配るべきか
・飛び込み営業をするべきか
情報は多いですが、どれも正解に見えて判断ができません。
その結果、
・とりあえず広告を出す
・反響が来るのを待つ
・結果が出ずに焦る
という流れに入ります。
しかし現場では、開業直後に「待ちの営業」をしても、ほぼ確実に結果は出ません。
なぜなら、
・実績がない
・信用がない
・露出が少ない
という状態だからです。
この段階で重要なのは、効率ではなく「確実に案件に触れること」です。
営業の順番を間違えると、資金だけが減り、何も積み上がらないまま時間が過ぎていきます。

ラボ子

最初は“効率”より“接触数”なんだよね。
待っても案件は来ないから、自分から触りにいくしかない。
開業直後は、とにかく現場に出るのが正解だよ。


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■ 開業直後は「業者間営業」に全振りする

開業直後に最も優先すべき営業は、業者間営業です。
具体的には、
・他の不動産会社への訪問
・業者同士のネットワーク構築
・物件情報の共有
これに集中することです。
一般顧客への営業よりも、まず業者との接点を作ることが最優先です。
なぜなら、
・すでに案件を持っている
・取引が成立しやすい
・信用が伝播する
という特徴があるからです。
個人顧客をゼロから開拓するよりも、
・すでに動いている案件に乗る
・紹介をもらう
・共同仲介に入る
この方が圧倒的に早く売上に繋がります。
開業直後は「案件を作る」のではなく「案件に入る」という発想に切り替えることが重要です。

ラボ子

最初は“自分で案件を作ろう”としなくていいんだよね。
まずは業者の中に入って、動いている案件に乗る。
そこから一気に売上は近くなるよ。


■ 不動産案件は「業者ネットワーク」で流通する構造

不動産業界は、表に見えている以上に「業者間」で案件が流通しています。
構造としては、
・売主から媒介を取得する業者
・買主を見つける業者
・情報を持つ業者同士のネットワーク
これらによって取引が成立します。
つまり、開業直後のあなたがやるべきことは、
・売主を直接見つけることではなく
・既にある案件にアクセスすること
です。
特に重要なのは、
・地元の仲介業者
・買取業者
・分譲会社
との接点です。
このネットワークに入ることで、
・未公開情報
・水面下の案件
・共同仲介の機会
が得られます。
逆に、このネットワークに入らずに個人営業だけをしていると、案件に触れる機会が圧倒的に少なくなります。

項目 業者間ネットワークに入る(推奨) 個人営業のみ(非推奨)
案件へのアクセス 既存案件にすぐ触れられる ゼロから探す必要あり
情報量 未公開・水面下情報あり 公開情報のみ
成約までの距離 短い(共同仲介が可能) 長い(全工程を自力)
信用構築 業者間で伝播する 一から積み上げる
対象 ・地元仲介業者
・買取業者
・分譲会社
・個人売主
・一般顧客
結果 短期間で売上につながる 案件不足で停滞しやすい
本質 既存の流れに乗る ゼロから作る

■ 開業1ヶ月で初成約に繋がった業者営業と反響待ちで0件の差

実際の現場では、営業の選択によって結果が大きく変わります。
あるケースでは、
・開業初日から業者訪問を開始
・1日5社ペースで訪問
・1ヶ月で約100社接触
という動きを行いました。
その結果、
・共同仲介の話が入り
・1ヶ月目で成約
・手数料60万円
を達成しています。
一方で別のケースでは、
・ポータルサイトに掲載
・広告費月10万円
・反響待ち
という営業を行いました。
しかし、
・問い合わせ0件
・内覧0件
・売上0円
という状態が3ヶ月続きました。
この差は、営業力ではなく「どこにアプローチしたか」です。
開業直後は、自分から動かなければ何も始まりません。

ラボ子

最初は“どれだけ動いたか”じゃなくて、“どこに動いたか”なんだよね。
業者に行けば案件に触れる、待てば何も起きない。
開業直後は、この選択でほぼ勝負が決まるよ。

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■ 実務の流れ

まず最初に、営業エリアを決めます。
自分が動ける範囲で、エリアを限定します。
次に、不動産会社のリストを作成します。
最低でも50社から100社を目標にします。
その後、訪問営業を行います。
1日3社から5社を目安に回ります。
訪問時には、
・名刺交換
・開業の挨拶
・案件情報のヒアリング
を行います。
次に、関係性を継続します。
定期的に連絡し、情報交換を行います。
その後、案件に関与します。
・客付け
・共同仲介
・情報提供
など、何かしらの形で関わります。
最後に、成約に繋げます。
小さな案件でも良いので、最初の1件を作ることが重要です。


■ 実務メモ

・開業直後は業者営業が最優先
・最低50社以上は接触する
・訪問は短時間で回数を重視する
・案件に関わることを優先する
・最初の1件を最優先にする

ラボ子

最初は“質”より“数と接点”なんだよね。
とにかく業者に会って、案件に触る。
最初の1件は、そこからしか生まれないよ。


■ よくある失敗

最も多いのは、「いきなり個人顧客を狙うこと」です。
実績がない状態では、信用がなく成約に繋がりません。
次に多いのは、「広告に依存すること」です。
反響は時間と信用の蓄積が必要であり、即効性はありません。
さらに、「営業量が足りない」ケースも多く見られます。
数社回っただけで結果を求めても、現実的ではありません。
これらを防ぐためには、
・業者営業に集中する
・行動量を増やす
・案件に触れる機会を増やす

この3点が重要です。


■ まとめ

開業直後の営業で最も重要なのは、「どこで勝負するか」です。
不動産業は、個人営業だけで成り立つビジネスではありません。
業者同士のネットワークの中で、案件が動いています。
だからこそ、
・まずは業者に入り込む
・案件に関わる
・実績を作る
この順番が重要になります。
最初の1件は、自分で作るものではなく「流れの中で取るもの」です。
この発想に切り替えられるかどうかが、開業後の成長スピードを大きく左右します。

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