価格戦略(手数料・買取)【不動産で利益を残すための考え方】
不動産業で失敗する人の多くは、「価格の考え方」を間違えています。
・手数料を下げれば案件が取れる
・安くすれば勝てる
この発想は一見正しそうに見えますが、長期的には確実に失敗します。
不動産業における価格戦略とは、
**「いくらで売るか」ではなく「どうやって利益を残すか」**です。
この記事では、実務で使える価格戦略の基本を解説します。
価格戦略の結論
価格戦略は
「いくらで売るか」ではなく
「どのように利益を取るか」を設計すること
・手数料は価値で選ばれる
・買取はリスクを理解して行う
この2つが基本です。
不動産業の収益は2つ
不動産業の収益構造はシンプルです。
■ 仲介(手数料ビジネス)
・売買や賃貸の仲介で手数料を得る
・リスクが低い
・安定収益
■ 買取(再販ビジネス)
・物件を仕入れて再販する
・利益は大きい
・リスクも高い
👉 結論:
仲介=安定 / 買取=利益型
手数料の考え方
仲介手数料は原則、上限で設定します。
売買価格 × 3% + 6万円(+税)
これは「上限」ではありますが、
実務上はここで取るのが基本です。
手数料を下げてはいけない理由
手数料値引きは、最もやってはいけない戦略です。
理由はシンプルです。
・価格で選ばれる会社になる
・利益が残らない
・サービスの質が下がる
・継続できない
一度値引きをすると、
次も必ず値引きを求められます。
👉 結論:
価格ではなく「価値」で選ばれることが重要です
買取ビジネスの考え方
買取はシンプルです。
仕入れ価格 → 売却価格 → 差額が利益
メリット
・利益単価が高い
・価格をコントロールできる
・スピード感がある
リスク
・売れない(在庫リスク)
・価格下落
・資金拘束
👉 特に開業初期は注意が必要です
未経験者の価格戦略
結論はシンプルです。
① 仲介で安定収益を作る
② 手数料は下げない
③ 案件数を積み上げる
④ 余力が出たら買取
⑤ 利益の柱を増やす
この順番が最も安全で、再現性が高いです。
よくある失敗
・手数料を下げる
・無理に買取をする
・利益構造を考えない
これらはすべて「短期思考」です。
結果として、
・資金が回らない
・利益が残らない
・継続できない
という状態になります。
まとめ
価格戦略とは、「売るための価格」ではなく
「生き残るための設計」です。
重要なのは以下の3点です。
・手数料は下げない
・価値で選ばれる
・買取は段階的に行う
不動産業は単発のビジネスではありません。
継続して利益を残せるかどうかがすべてです。
そのためには、
・安定収益(仲介)
・高利益(買取)
このバランスを設計する必要があります。
価格で勝負するのではなく、
「利益が残る構造」で勝負することが重要です。

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