ターゲットを決める実務フロー【不動産開業で失敗しない戦略設計】
不動産業で成果が出ない最大の原因は、「ターゲットが曖昧であること」です。
・誰に営業しているのか分からない
・案件の取り方がバラバラ
・専門性が積み上がらない
この状態では、どれだけ行動しても成果は安定しません。
この記事では、実務でそのまま使える「ターゲット設定のフロー」を解説します。
ターゲットを決める実務フロー

① 自分の強みや経験を整理する
まず最初にやるべきことは、「自分がどこで戦えるか」を明確にすることです。
確認ポイント
・これまでの職歴
・得意なコミュニケーション
・数字に強いか、人に強いか
・どんな顧客と相性が良いか
例えば、
・接客経験がある → 戸建て向き
・論理的思考が強い → 投資向き
・相談に乗るのが得意 → 相続向き
この段階で「自分の軸」を決めます。
② エリア特性(需要)を確認する
次に、「そのエリアで何の案件が出ているか」を確認します。
確認ポイント
・人口動態(高齢者が多いか)
・取引件数
・価格帯
・物件の種類
例えば、
・高齢者が多い → 相続案件が多い
・ファミリー層流入 → 戸建てが強い
・都市部 → 投資ニーズあり
ここで重要なのは、
「やりたいこと」ではなく「需要があるか」で判断することです。
③ 競合の状況を把握する
次に、「その分野で勝てるか」を確認します。
確認ポイント
・競合会社の数
・大手の有無
・得意分野
・ポジションの空き
例えば、
・戸建てが強い会社ばかり → 相続で差別化
・投資に特化した会社が少ない → 投資で勝負
重要なのは、「競合が少ない」ではなく
**「自分が勝てる余地があるか」**です。
④ ターゲットを1つに絞る
ここが最も重要です。
・相続
・戸建て
・投資
どれか1つに絞ります。
複数を同時にやろうとすると、
・営業が分散する
・知識が浅くなる
・差別化できない
結果として、すべて中途半端になります。
最初は必ず「一点集中」です。
⑤ 成果が出た後に徐々に広げる
ターゲットは固定ではありません。
・戸建てで実績 → 相続へ展開
・相続で関係構築 →投資へ展開
このように、段階的に広げることで
・収益の柱が増える
・リスクが分散される
・事業が安定する
という状態を作ることができます。
よくある失敗パターン
・すべての案件を追う
・紹介が来たものを全部やる
・ターゲットを決めない
これらはすべて「戦略不在」です。
結果として、
・経験が蓄積されない
・専門性がつかない
・選ばれない
という状態になります。
まとめ
ターゲット設定は、不動産業における“収益構造の設計”そのものです。
重要なのは、以下の順序です。
① 絞る
② 成果を出す
③ 広げる
この順序を守ることで、再現性のあるビジネスになります。
逆に、最初から広げると、確実に失敗します。
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