事件簿・トラブル・雑談

買ってはいけない不動産

事故物件とは何か|法律上の定義がない言葉の輪郭

深夜、不動産情報サイトを何気なくスクロールしていたとき、ふと目に留まった一室がありました。駅から徒歩8分、築浅、日当たり良好。条件だけを見れば申し分ありません。それなのに、家賃だけが、周辺の相場よりも二段階ほど安いのです。「掘り出し物」とい...
バブルと崩壊

バブルは繰り返すのか|熱狂が生まれる条件を知っておく

ここまで、①から⑨までの記事を通じて、日本の不動産バブルがどのように生まれ、なぜ止められず、そしてどのような後始末を強いられたのかを見てきました。プラザ合意による円高、それを打ち消すための低金利政策、行き場を失った資金が土地に流れ込んだ金余...
バブルと崩壊

投資対象としてのニセコ不動産|メリットとリスクを冷静に見る

ここまでの記事で、ニセコの地価がなぜここまで高騰したのか、そしてその影響で何が起きているのかを見てきました。それでも、投資対象としてのニセコ不動産に関心を持つ方は少なくありません。実際、今もニセコの不動産市場には国内外から資金が流入し続けて...
バブルと崩壊

宿泊税は地価高騰の処方箋になるか

前回の記事では、ニセコの地価高騰が地元住民の生活を圧迫している実態を見てきました。この状況に対して、地元自治体が導入した施策の一つが「宿泊税」です。「日本一高い宿泊税」として全国的な話題にもなったこの制度は、地価高騰への処方箋になり得るので...
バブルと崩壊

ニセコに住めなくなる日|地価高騰が地元住民に与える影響

前回の記事で見たように、ニセコは世界的なリゾート地として大きな成功を収めました。しかし、その成功の裏側で、静かに、しかし確実に進行していた問題があります。それは、地元に長く暮らしてきた住民たちが、自分の生まれ育った町に住み続けられなくなると...
バブルと崩壊

ニセコはなぜ「もう一つの日本」になったのか|外資マネーの参入史

北海道ニセコ。かつてはスキーヤーとスノーボーダーだけが知る、静かな山あいの町でした。羊蹄山を望むこの土地に、大きな変化が訪れたのは2000年代に入ってからのことです。今、冬のニセコの中心部を歩くと、聞こえてくる言葉の多くが英語や中国語である...
バブルと崩壊

土地神話とは何か|「土地は必ず値上がりする」という思い込みの起源

ここまでの記事で、バブル経済がどのように発生し、なぜ止められなかったのかを見てきました。その根底には、一つの共通した思い込みがありました。「土地は必ず値上がりする」という、いわゆる土地神話です。この思い込みは、バブル期に突然生まれたものでは...
バブルと崩壊

住専問題とバブル崩壊の後始末

バブル崩壊の後始末は、想像以上に長く、そして国民の税金を巻き込む形で進んでいきました。その象徴とも言えるのが「住専問題」です。1990年代半ば、この言葉は連日ニュースを賑わせ、国会でも激しい論争の的になりました。この記事では、住専問題がどの...
バブルと崩壊

バブルはなぜ誰にも止められなかったのか

地価が異常に高騰していることは、当時から多くの専門家が指摘していました。新聞や経済誌にも、「これはバブルではないか」という論調の記事がたびたび掲載されていました。それでも、地価の上昇が止まるまでには、驚くほど長い時間がかかりました。なぜ、異...
バブルと崩壊

地上げとは何だったのか|バブル期の強引な立ち退き手法

バブル期の地価高騰を語るうえで、避けて通れない言葉があります。「地上げ」です。複数の小さな土地をまとめて一つの大規模な区画にし、その土地を再開発業者などに高値で売却する。この一連の行為が地上げと呼ばれます。言葉自体は経済用語として中立的です...